台風21号発生、16日にミンダナオに上陸見込み

2011/12/15

 日本気象庁によると、フィリピン・ミンダナオ島東方の海上で、熱帯低気圧が発達して、台風21号(フィリピン名センドン、国際名:ワシ)に変わった。

 日本気象庁の16日6時45分の発表によると、台風21号は16日6時現在、ミンダナオ島の東方(北緯7度30分、東経128度40分)に位置し、時速30キロメートルの早さで西に向かって移動している。中心気圧1,000ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は秒速18m、最大瞬間風速は秒速25mとなっている。

 気象庁は、台風21号は16日午後にミンダナオ島に上陸、16日18時には(北緯8度10分、東経125度50分)に位置していると予想している。その後、北ミンダナオやビサヤなどフィリピン南部を横断、18日3時にはスル海(北緯9度25分、東経118度55分)に達し、19日3時には南シナ海(北緯9度10分、東経113度40分へ抜けていると予想している(11年12月16日6時45分の日本気象庁発表より)