比スズキの二輪車新工場、東洋建設と前田建設が受注
2011/11/11
東洋建設は、同社のフィリピン現地法人であるCCT コンストラクタ―ズ社(CCT)との共同企業体により、スズキの子会社で、フィリピンにおける二輪車製造販売及び四輪車販売を手掛けるスズキ・フィリピンから、二輪車新工場を受注した。この案件は前田建設工業との共同取り組み案件である。
スズキ・フィリピンズは10億ペソ(21億円)投じて、マニラから約45キロメートル南のラグナ州カンルーバンのカーメルレイ工業団地内に、年産能力20万台(二勤定時)の二輪車新工場を建設する。生産能力は、2010年の生産台数約8万5千台の2.4倍となる。稼働時期は2012年6月(工期8カ月間)と予定している。その敷地面積は約12万7000平米、建屋面積は約2万平米。生産車種は110~150ccのアンダーボーン、バックボーン。
スズキ・フィリピンは1985年から二輪車の生産を開始した。現在、マニラ首都圏パシグ市に年産約8万5千台規模の二輪車工場を有しているが、大幅増産が難しいため、新たに工場を建設、生産設備、従業員ともに移転することを決定した。
フィリピンの二輪車市場は、2010年に前年比19%増の約76万台、今後も順調に拡大すると予想されている。そのなかで、スズキのシェアは11%。新工場建設により需要増に対応するとともに、現地調達率を高め、コスト削減や地域産業への一層の貢献につなげる方針である。
東洋建設ならびにCCTは、フィリピンにおいて数多くの工場案件を手掛けており、その豊富な経験、技術力、高品質が評価され、今回の受注につながった。また従前より前田建設工業とは、海外案件の共同取り組みを強化してきたが、今回の受注に関してもその連携が力を発揮した(11年11月11日の東洋建設株式会社ニュースリリースより)。
スズキ・フィリピンズは10億ペソ(21億円)投じて、マニラから約45キロメートル南のラグナ州カンルーバンのカーメルレイ工業団地内に、年産能力20万台(二勤定時)の二輪車新工場を建設する。生産能力は、2010年の生産台数約8万5千台の2.4倍となる。稼働時期は2012年6月(工期8カ月間)と予定している。その敷地面積は約12万7000平米、建屋面積は約2万平米。生産車種は110~150ccのアンダーボーン、バックボーン。
スズキ・フィリピンは1985年から二輪車の生産を開始した。現在、マニラ首都圏パシグ市に年産約8万5千台規模の二輪車工場を有しているが、大幅増産が難しいため、新たに工場を建設、生産設備、従業員ともに移転することを決定した。
フィリピンの二輪車市場は、2010年に前年比19%増の約76万台、今後も順調に拡大すると予想されている。そのなかで、スズキのシェアは11%。新工場建設により需要増に対応するとともに、現地調達率を高め、コスト削減や地域産業への一層の貢献につなげる方針である。
東洋建設ならびにCCTは、フィリピンにおいて数多くの工場案件を手掛けており、その豊富な経験、技術力、高品質が評価され、今回の受注につながった。また従前より前田建設工業とは、海外案件の共同取り組みを強化してきたが、今回の受注に関してもその連携が力を発揮した(11年11月11日の東洋建設株式会社ニュースリリースより)。