川崎汽船、中国-フィリピン-インドネシア直航サービス開始

2011/10/14

 川崎汽船は、今年11月3日より、中国、フィリピン、インドネシアを結ぶ新サービス(JASECO-J)を開始する。

 このサービスは、中国主要港と、マニラ(フィリピン)、ジャカルタ、スラバヤ(インドネシア)を直航で結ぶサービスに、川崎汽船がスペースを借り受けて提供するもので、川崎汽船の広範なアジア域内サービスネットワークをさらに拡充し、成長と共に多様化するアジア域内の輸送需要に応えていく。新サービス(直航コンテナサービス)の概要は以下の通りである。

寄港地:青島-上海-寧波-香港-マニラ -ジャカルタ -スラバヤ-マニラ-香港-(青島)
航海頻度:ウィークリー
開始日:KING ADRIAN V377S 2011年11月3日青島入港予定

 なお、川崎汽船は、伸張著しいアジアでのサービス強化を推進している。今年9月7日には、タイ-インド東岸を結ぶ新サービス(TCX)を開始した。それまで、アジア - インド東岸間で週1便の直航サービス(INDFEX-2)を運航していたが、TCXサービスの開始によりインド東岸向けサービスが週2便の体制に強化された(11年10月14日の川崎汽船株式会社ニュースリリースなどより)。