東京でフィリピン投資セミナー、約250名参加

2011/07/29

デリマPEZA長官、シンソン公共事業道路相演説
比テルモ、東映アニメが投資事例などを発表


7月28日に東京商工会議所ビルにおいて、「フィリピン投資セミナー~新政権後の投資環境と進出企業から学ぶフィリピンの魅力~」が開催された。

日本商工会議所に事務局をおく日比経済委員会(代表世話人=佐々木幹夫・日商特別顧問、三菱商事相談役、辻亨・日商特別顧問、丸紅相談役、小林栄三・伊藤忠商事会長)が、国際機関日本アセアンセンター、駐日フィリピン大使館との共催でこのセミナーを開催、約250人が参加という盛況ぶりであった。

このセミナーは、アキノ政権が発足してから1年が経過した、フィリピンの最新の投資環境、ビジネス環境を把握するために開催したもの。訪日したロヘリオ・シンソン公共事業道路大臣が「フィリピンにおける官民連携(PPP)によるインフラ整備事業」について、リリア・デ・リマ経済区庁長官が、「フィリピンにおける投資政策」について、具体的な事例を踏まえながら説明した。

その後、日本企業の投資事例として、テルモ(フィリピンズ)コーポレーションと、東映アニメーション・フィリピンの2社から、現地でのビジネス環境や事業活動の概要等について説明が行われた(11年7月28日の日本商工会議所ニュースラインなどより)。