アヤラコープ、取締役に三菱商事一木氏を再選
2011/04/18
授権資本562億ペソへ52%増、20%株式配当へ
2011年設備投資額は790億ペソと史上最高に
ハイメ・アウグスト・ゾベル・デ・アヤラ氏(会長&CEO)、フェルナンド・ゾベル・デ・アヤラ氏(副会長兼社長兼COO)、デルフィン・ラサロ氏、一木伸也氏(三菱商事マニラ支店長)、ハビエル P.ロイナス氏(独立系取締役)、ラモン・デル・ロサリオJr氏(独立系取締役)、アントニオ・ホセ・ペリケット氏(独立系取締役)。
一木伸也氏は取締役に再任されると同時に、エグゼクティブ委員会、監査・リスク委員会、人事・待遇委員会のメンバーにも再任された。最高意思決定機関の一つでもあるエグゼクティブ委員会はハイメ・アウグスト・デ・アヤラ会長が委員長で、フェルナンド・ゾベル・デ・アヤラ社長と一木伸也氏の3名で構成される。
株主総会では、授権資本額を現行の370億ペソから562億ペソへと約52%増額することも決議された。これは、電力事業など新規事業拡大や高水準の投資に備えた措置。ちなみに、2011年の投資予定額は前年比21%増の790億ペソである。さらに、20%の株式配当実施も決議された。
この配当割当起算日や支払い日は後日決定される(11年4月18日のフィリピン証券取引所回覧2953-2011号などより)。