火災の比ヨコハマタイヤ、20日から順次生産再開

2017/05/26

 横浜ゴムの海外生産拠点である「YOKOHAMA TIRE PHILIPPINES,INC(YTPI)」(所持地:クラーク特別経済区)において、5月14日午後3時頃(現地時間、以下同様)火災が発生した。火災は同日午後11時頃鎮火し、人的被害は軽微であった。

  YTPIでは、鎮火後に被災エリア以外の設備の点検、清掃など生産の立上げ準備を進めてきたが、このほど消防当局の安全確認を得て、20日より被災エリア以外の生産を順次再開した。15日に公表した際に、1名の従業員が消防活動中に煙を吸い喉に痛みがあるため病院にて経過観察中としていたが、15日に帰宅している。

 被災エリアについては消防当局の立入り制限中であるが、5月23日現在で判明している内容は下記の通りと。

【被災場所:YTPI東工場の北東エリア (約1万7,400㎡)
 (YTPI総面積:45万2,000平方メートル、建屋面積:20万5,000平方メートル)
・被災内容:建屋及び生産設備の一部損傷、倉庫内商品の焼失など。
・生産への影響:生産能力への影響については、現在調査中。
・業績への影響:連結業績に与える影響については現在調査中、今後の業績に影響を与えると判断した場合には適時開示。