証券取引所の大株主サンミゲル、証券会社も設立へ
2017/06/14
多角化を推進するサンミゲルが証券会社を設立する意向である。
サンミゲルは6月13日開催の取締役会において、完全子会社であるSMCストック トランスファー サービス社を通じて、株式ブローカレッジ企業(証券会社)を設立することを決議した。設立される新たな証券会社は、SMCストック トランスファー サービス社の100%子会社となる。
サンミゲルは、SMCストック トランスファー サービス社を通じて、既に株式移転サービス事業に参入しているが、株式を売買する本格的な証券事業にも参画することになる。ただし、フィリピン証券取引所(PSE)に上場する株式を売買するライセンスを既存の証券会社などから取得する必要がある
なお、サンミゲルは、サンミゲル退職プランを通じてPSEの主要株主(個別名明示分だけで10.30%保有)であるとともに、債券や固定利付き商品の上場、売買等を行う電子取引所(PDEx)を運営するフィリピン・デーリング・システム・ホールディングス社(PDS)の上位株主(4%保有)となっていることも注目される (17年6月13日のフィリピ ン証券取引所回覧03666-2017号などより)。
サンミゲルは6月13日開催の取締役会において、
サンミゲルは、SMCストック トランスファー サービス社を通じて、
なお、サンミゲルは、