川商フーズ、ミンダナオで合弁事業
ツナ缶のアライアンス・セレクトと協働
2017/07/21
フィリピン証券取引所上場のツナ・サケ缶詰業者アライアンス・セレクト・フーズ(Alliance Select)は7月21日、日本の缶詰・食品会社である川商フーズ(本社:東京都千代田区)との提携合意を発表した。
この提携の骨子は、ミンダナオ島南部に位置するジェネラル・サントス市(南コタバト州)にあるアライアンス・セレクトの工場敷地内に新しい生産ライン設備を増設さ。川商フーズはこの生産ライン設備に投資を行うというものである。アライアンス・セレクトのシー社長は、「この新生産ラインは非常にコスト効率が良く、高品質のシーフード製品を供給できる」と説明した。ただ、投資金額などの詳細は発表されなかった。
この提携はアライアンス・セレクトの域内における市場ベースの拡大という目標に沿ったものである。同社は、消費者需要の高まりを受け、2016年に中東市場進出など事業基盤を拡充しつつある(17年7月20日のフィリピン証券取引所回覧04501-2017号などより)。
この提携の骨子は、ミンダナオ島南部に位置するジェネラル・
この提携はアライアンス・