フィリピンの鉱業界が、環境行政に大きく左右される状況が続いてきている。 　環境保全運動を推進してきたジーナ・ロペス氏が、昨年6月末にドゥテルテ政権の環境資源省（DENR)長官に就任して以来、鉱山企業に対する厳しい罰則措置などがとられるようになった。昨年だけで10以上の鉱山に対する操業停止命令が発出された。そのうち大半がニッケル鉱山であった。 　さらに、ジーナ・ロペス氏は今年2月2日、23の鉱山...

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