樹脂製品の大宝工業、フィリピン生産能力増強へ

JBIC、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行が融資

2017/09/14

   国際協力銀行(JBIC)は、9月13日、「海外展開支援融資ファシリティの一環として、大宝工業(本社:大阪府守口市)のフィリピン法人DAIHO (PHILS.), INC.(DPHI、バタンガス州リマ テクノロジーセンター)との間で、融資金額900万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結した。本融資は、三菱東京UFJ銀行及び三井住友銀行との協調融資によるものである。

 本件は、DPHIがフィリピンで行うプラスチック製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、生産設備の増設に充てられるものである。

 大宝工業は、1937年創業の、射出成型や加工技術を基盤に、家電やOA機器、映像・音響機器、自動車等に使用されるプラスチック部品等大手メーカー向けを中心に多岐にわたるプラスチック製品の製造・販売を行っている中堅企業である。

 1998年、大宝工業は、アジア諸国向けOA機器等の輸出拠点としての役割が高まったフィリピンにおいて、プラスチック部品市場のシェアを確保すべくDPHIを設立した。今般大宝工業は、アジアにおけるOA機器の需要の高まりを背景に、フィリピンにおける生産体制の強化を企図している。本融資は、こうした大宝工業の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものである。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、フィリピン等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針である(17年9月13日の株式会社国際協力銀行プレスリリースより)。
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