比イオンファンタジー、上半期の売上高52%増加
進出3年弱で33店体制に、営業黒字化が眼前に
2017/10/06
2017年2月に設立20周年を迎えた株式会社イオンファンタジーは海外でも、「イオンファンタジー フィリピン」、「イオンファンタジー 中国」、「イオンファンタジー マレーシア」、「イオンファンタジー タイランド」、「イオンファンタジー インドネシア」を通じて、ファミリー向けアミューズメント施設およびインドアプレイグラウンドの直営展開を進めるとともに、香港、ベトナム、カンボジアに おいて、ライセンス契約およびフランチャイズの店舗を展開している。また、7月17日子会社「付けで「イオンファンタジーベトナム」を」設立した。
2017年9月は、海外において合計12店舗(中国に4店舗、マレーシア3店舗、フィリピン2店舗、インドネシア3店舗)直営新規出店を行った。この結果、海外事業における店舗数は9月末に合計361店舗(フランチャイズ店舗等含む)となった。
イオンファンタジーはフィリピンで、2014年5月に子会社「イオンファンタジー・フィリピン」を設立した。そして、同年11月に、イオンファンタ ジーキッズーナ フィリピン1号店がマニラ首都圏ケソン市のショッピングモール「ロビンソンズ・ガレリア」内にグランドオープンした。 この出店によりイオンファンタジーのアセアン地域での店舗展開は、マレーシア、タイ、ベトナム、カンボジアに次いで5カ国目となった。
その後、フィリピンにおけるイオンファンタジーキッズーナは着実に増加している。初出店から約1年後の2015年12月には、セブ初となる13号店をオープンした。そして2016年4月には、北ダバオ州タグム市のロビンソンズプレイス・タグム店に18号店をオープンした。これはミンダナオ島第1号店でもあり、ドゥテルテ現大統領の地盤への出店となった。
すなわち、マニラ首都圏を中心としたドミナント化を推進するとともに、セブ、ダバオなど首都圏以外での出店も積極化させつつある。9月2日には、ナガ市の「ロビンソンズプレイス・ナガ」に、9月30日にはラグナ州サウスウッズ市の「サウスウッズ モール」へ出店、9月末で33店体制となっている。
なお、イオンファンタジー本社が10月4日、2017年度上半期(2017年3月~8月)の決算短信を発表した。その補足資料によると、フィリピンでの上半期の売上高は前年同期比52%増の4億6,400万円、店舗利益は同66%増の6,300万ペソと大幅増加、営業損失も56%減の400万円へと急減、営業黒字化が視野に入ってきている。
今後も更に店舗網を拡充し、年間人口増加率が約2%と高く9歳以下の人口が2割(2千万人)以上というフィリピンでの子供向けアミューズメント施設需要拡大に対応していく方針である(16年10月5日の株式会社イオンファンタジー決算発表などより)。
フィリピンのキッズーナ(イオンファンタジー)店舗数推移(月末値)
(出所::株式会社イオンファンタジー資料より作成)
2017年9月は、海外において合計12店舗(中国に4店舗、
その後、
すなわち、
なお、イオンファンタジー本社が10月4日、
今後も更に店舗網を拡充し、年間人口増加率が約2%
フィリピンのキッズーナ(イオンファンタジー)店舗数推移(
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