為替:11年ぶりのペソ安に、ドル高の流れ波及

19日の終値は1ドル=51.530ペソと続落

2017/10/20

    2017年10月19日のPDS(フィリピン・ディーリング・システム)でのペソ対米ドル加重平均レートは51.463ペソで、前営業日の51.387ペソから0.076ペソ続落。

 終値は51.530ペソで前営業日の51.405ペソから0.125ペソ続落(始値51.430ペソ、高値51.380ペソ、安値51.530ペソ)。 出来高は前営業日比14%増の5億6,570万米ドルであった。スペインのカタルーニャ州の独立問題等で欧州に関する不透明感が高まったこと、好調な内容の米国マクロ指標発表などに伴うドル高の流れが波及、終値ベースは2006年8月24日の51.60ペソ以来、約11年ぶりのペソ安水準となった。


ペソ対米ドルレートの動き(単位:ペソ)

項目 当日 前営業日
年月日 17年10月19日 17年10月18日
 始値 51.430 51.370
 高値 51.380 51.350
 安値 51.530 51.425
 終値 51.530 51.405
 加重平均 51.463 51.387
 出来高(百万ドル) $565.70 $497.60
(出所:PDS取引記録より)