眼鏡専門店のジンズ、フィリピン進出へ

先ずSMメガモールにポップアップストア

2017/12/06

   眼鏡専門店「JINS」を運営するジンズ(本社:東京都千代田区)は、12月5日、フィリピンにおける事業展開の可能性を検討するため、Suyen Corporation(スイエン社)との間で当該事業展開に向けた覚書を締結した。

 ジンズは、フィリピンにおける事業展開に向けた市場調査の一環として、フィリピンにおいて小売店舗を多数運営しているスイエン社との間で、フィリピンにおいてJINSブランドの商品を販売するポップアップストア(期間限定店)を開設するとともに、ジンズ製品の供給・販売等のフィリピンにおけるビジネスモデルの可能性の検討、及び両社間の役割についての検討を推進するため、覚書を締結するに至った。

 なお、この覚書は、ジンズのフィリピンにおける事業展開について具体的な検討、協議を両社間で行うことを目的としており、現時点において、当該事業展開に関し次のポップストアの事項以外に決定している事実はない。
<新規開設するポップアップストアの概要>
・オープン日 : 2017年12月9日(予定)
・場所 : SMメガモール(マニラ首都圏マンダルヨン市)

<スイエン社について>
・代表者 : Ben Chan氏
・設立 : 1987年 (非上場)
・資本金 : 1億5千万ペソ
 フィリピン国内及び米国、中国等でBENCH、AMERICAN EAGLE、Paul Smith、THE FACE SHOP、PAULなどのアパレル、雑貨、コスメ、飲食店舗を幅広く展開、日系飲食ブランドも数多く手掛けている現地企業であり、SMモールなどの巨大モールを展開するSMグループと30年来続く強い信頼関係を有している。ジンズとしては、フィリピン国内におけるスイエン社の充実したネットワークを活用した事業展開の可能性について、本覚書に基づき、検討を進めて行く方針である。
(17年12月5日の株式会社ジンズのニュースリリースより)。