双葉電子、蛍光表示管生産をフィリピンに集約

2017/12/26

双葉電子工業(双葉電子、本社:千葉県茂原市)は、12月22日開催の取締役会において、連結子会社において蛍光表示管の生産拠点を集約することを決議した。

 双葉電子は、製造品目の一つである蛍光表示管の生産は、2017年6月末をもって日本国内も生産を終了し、台湾およびフィリピンの生産工場に集約したが、、同製品の今後の需要見込みとグループ全体での生産拠点の最適化を検討した結果、台湾子会社の生産を終了し、フィリピン工場に集約することを決定した。

 この集約化の双葉電子業績に与える影響としては、構造改革費用として約2億円を見込んでいる。なお、この構造改革費用については、2017年11月8日に公表した通期連結業績予想に織り込み済みとのことである。

 
 なお、双葉電子工業のフィリピン拠点は1995年に設立されたFUTABA Corporation of The Philippines(フタバ・コーポレーション・オブ・ザ・フィリピン、FCP)である。ラグナ州ビニャンのラグナテクノパーク ノースサイエンス・アベニュー120に立地、蛍光表示管などの製造・販売を行っている。従業員数は800名超(2016年)に達している(17年12月22日の双葉電子工業株式会社ニュースリリースなどより)。