UEカジノ事業(オカダマニラ)、90億円の営業赤字

収入は160億円:2017年度9カ月間決算

2018/02/15

   ユニバーサル・エンターテインメントは、2月14日、2017年度年9カ月間(2017年4月1日~12月31日)の連結決算を発表した。

 今9カ月間のカジノリゾート事業の売上高は160億5,100万円へ拡大したが、固定費負担増加で営業損失は90億2,400万円に達した。

 カジノリゾート事業では、フィリピンのマニラ・ベイ地区で展開している統合型リゾート施設「Okada Manila」(オカダ・マニラ)にて、ホテル客室の供給増など、全面開業に向けた最終段階の作業に集中的に注力している。世界最大級のカラー噴水「ザ・ファウンテン」と並ぶオカダ・マニラのシンボリックな施設として、昨年12月にオープンした東南アジア最大のナイトクラブやビーチクラブを有する全天候ドーム型施設「コープ・マニラ」は人気を博している。ファインダイニングやショッピングモールも完成に向け、営業を拡大している。

 今期の事業本格拡大へ向けた開業コストの負担はあるが、オカダ・マニラ全体で入場者数が増加し、カジノを中心とした施設全体の売上高は着実に伸びている。 同社のフィリピンの有形固定資産は3,168億4,800万円で、全体(3,440億2,000万円)の9割を占めている。

 今後の見通しとしては、アジアのハブとしてのフィリピン経済特区「エンターテインメント・シティ」の立地及びカジノ税等の税制優遇などの事業環境に加え、「オカダ・マニラ」が強力な集客力をベースに、高い売上高と収益性を実現することも可能と見ている(2018年2月14日のユニバーサル・エンターテインメント社発表より)。