調理・暖房機器の千石、フィリピン進出

ラグナ州LISPIIにてトースターなど生産

2018/04/11

   千石(本社所在地:兵庫県加西市)は、2018年5月に、フィリピンのルソン島ラグナ州カランバのライト・インダストリー & サイエンス・パーク II (LISP II) に設立したSENGOKU PHILIPPINES INCおいて、中国の東莞工場・恵州工場に続く、新たな製造工場を稼働させる。

 フィリピン進出は、日本国内だけでなく更なるグローバル展開を拡充していくなかで、自社ブランド・OEM製品ともに普及タイプ製品を中心に拡大生産・輸出することを目的に決定した。新設工場では、当社の主力商品である、オーブントースターの完成品組立や線材加工等の部品加工に加えて、今後は、プレス加工・スポット溶接・リン酸亜鉛による前処理も可能な塗装・組立にわたる一貫生産体制を構築する。それぞれの設備の特長を活かした部品の加工も含め、需要拡大に向け更に加速して行く方針である。

<SENGOKU PHILIPPINES INC. 概要>
・所在地    : フィリピン ルソン島中部 LISPⅡ(Light Industry & Science ParkⅡ)
・設立・稼働 : 2015年11月会社登記・2018年春稼働
・資本金    : 9,200万ペソ
・企業類型    : 独資経営
・敷地/延床面積 : 2万平米/6,140平米
・主な生産品目 :(製品)オーブントースター、(部品)線材加工など

<株式会社千石 概要>
・本社住所 : 〒675-2462 兵庫県加西市別所町395
・創業・設立 : 1963年(昭和38年)1月
・代表者 : 代表取締役 千石 唯司氏
・業務内容 : アラジン石油ストーブ・ファンヒーター・電気ストーブ等の製造・販売、家電製品・
        調理器具のOEMメーカー及び住宅設備機器の部品製造
・HP     : http://www.sengokujp.co.jp/

(18年4月10日の株式会社千石ニュースリリースより)。