比の日本語能力試験受験者、24%増の7千名に
ミャンマー189%増に次ぐ伸び率:18年第1回試験
2018/06/27
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、1984年から「日本語能力試験(JLPT)」を実施している。
この試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し、認定する試験(実施レベル:N1~N5の5レベル {N1が最も難易度の高いレベル})としては世界最大規模のもので、現在は毎年2回実施されている。今年で34年目を迎えたが、試験を実施する国・都市は年々増加している。
この日本語能力試験2018年第1回目が、7月1日(日)、海外40の国・地域の135都市と日本国内47都道府県において実施される。今回の受験応募者数は54万5,760人(海外約36万1千人、日本国内約18万4千人) 、前年度同回から約7万9千人、率にして17%の増加、海外では約4万7千人、日本国内でも約3万2千人の増加となっている。
特に海外では、引き続き東南アジア(25%増)や南アジア(38%増)での増加が目覚しく、最大規模の実施国である中国をはじめとする東アジアでも例年以上に増加(10%増)している。 国・地域別の受験応募者数トップは中国(香港とマカオを含む)の14万9,676人(11%増)、2位は韓国の4万9,942人(15%増)、3位は台湾の4万2,345人(同2%増)である。
フィリピンの今回の受験応募者数は24%増の7,102人で、ミャンマーの同189%増の1万6,136人に続く高い伸びとなっている。フィリピンの受験者数は、2016年第1回目が100%増、第2回目が62%増と各々世界最高の伸びとなったが、2017年第1回目が24%増、第2回目が21%増、そして今回が24%増と引き続き高い伸びを見せている。フィリピンでは、国内での日本企業の進出などにより、学生や社会人の日本語学習への熱が上がっている(18年6月26日の国際交流基金プレスリリースなどより。
この試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し、認定
この日本語能力試験2018年第1回目が、7月1日(日)、
特に海外では、引き続き東南アジア(25%増)や南アジア(
フィリピンの今回の受験応募者数は24%増の7,102人で、