比イオンファンタジー9月末46店に、2年間で倍増

2018/10/09

 株式会社イオンファンタジーは海外でも、フィリピン、中国、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナムにおいて、ファミリー向けアミューズメント施設およびインドアプレイグラウンドの直営展開を進めるとともに、香港、カンボジアにおいて、ライセンス契約およびフランチャイズの店舗を展開している。
 
 2018年9月は、中国において2店舗、フィリピンにおいて1店舗、インドネシアにおいて2店舗、香港において1店舗と合計6店舗の新規出店を行った。これらの結果、2018年9月末の海外事業における店舗数は合計 392店舗(フランチャイズ店舗等含む)に達した。 
 
 イオンファンタジーは、2014年5月に子会社「イオンファンタジー・フィリピン」を設立した。同年11月に、イオンファンタジーキッズーナ・フィリピン1号店がマニラ首都圏ケソン市のショッピングモール「ロビンソンズ・ガレリア」内にグランドオープンした。その後、マニラ首都圏を中心としたドミナント化を推進するとともに、セブ、ダバオなど首都圏以外での出店も積極化させつつある。
 
 2018年9月については、14日、ルソン島南部ビコール地方アルバイ州の州都レガスピ市に立地するショッピングモール「SMシティ・レガスピ店」に46号店をオープンした。すなわち、2018年9月末時点で46店体制となり、前年同月末の33店から13店、率にして39%の増加となった。また、2年前の2016年9月末の23店からは倍増となっている。

 なお、イオンファンタジーは、2018年度から2020年度までの中期3カ年計画において、アジアシフトの加速を掲げており、アジア店舗数を2017年度末の389店の1.9倍の730店とする方針である。特にフィリピンにおいては2017年度末比2.1倍の81店と高い伸びを目指している。フィリピンは、年間人口増加率が約2%、9歳以下の人口が2割(2千万人)以上と高く、子供向けアミューズメント施設需要の急拡大が期待できる(18年10月5日の株式会社イオンファンタジーのニュースリリースなどより)。