台風26号が猛烈な勢力に、週末フィリピンの東へ

25日3時現在の中心気圧は905ヘクトパスカル

2018/10/25

 日本気象協会発表によると、台風26号(国際名:イートゥー)は急速に発達しており、24日午後3時(日本時間、以下同様)に「猛烈な」勢力へと発達した。
 
 台風が「猛烈な」勢力となるのは、今年7個目である。同じ年に6個以上の台風が猛烈な勢力まで発達するのは1983年以来35年ぶりのことで、7個は統計の残る1977年以降では最多である。
 
 猛烈な台風26号は25日午前3時現在、マリアナ諸島を1時間に20キロの速さで北西へ進んでいる。中心気圧は905ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は秒速55m、最大瞬間風速は秒速80メートルに達している。今後西よりへ進み、今週末にはフィリピンの東へ進む見込みである。