メトロバンク創業のジョージ・ティ氏、11月23日に逝去

2018/11/24

 フィリピンの3大銀行の一つであるメトロポリタンバンク&トラスト(メトロバンク、本店:マカティ市)の創業者のジョージ・ティ氏が、11月23日逝去、享年86歳。

 ジョージ・ティ氏は1962年にメトロバンクを設立、フィリピンを代表する銀行へと育て上げ、2008年からは名誉会長を務めてきた。このほか、GTキャピタル・ホールディングス、トヨタ自動車フィリピン(TMP)、メトロバンク財団会長などのトップも務めきた。フィリピンを代表する財界人の一人でもあり、米国フォーブス誌アジア版によるフィリピン富豪番付トップ50(2018年版)で第9位(純資産額27億5千万ドル)にランクされている。

 
 なお、日本政府の2017年(平成29年)秋の外国人叙勲において、ジョージ・ティ氏に旭日重光章が授与された。日本企業に対する継続的かつ多大な寄与が評価された。