11月の国際総合収支、8億5千万ドルの黒字転換

11カ月間では47億5千万ドルの赤字に

2018/12/20

 フィリピン中央銀行(BSP)は、毎月、純外貨準備高(NIR)の変動から算出した国際総合収支推計速報値を発表している。  その推計速報値によると、2018年11月の月間国際総合収支(BOP)は8億4,700万米ドルの黒字転換となった。主に、BSPの外国為替取引差益、及び、海外投資収益が寄与した。しかし、政府の海外債務満期支払い等で一部相殺された。  これにより、2018年年初11カ月間の累積赤字...

有料会員になって続きを読む