フィリピン航空への外資参加、今年に実現か
2019/01/09
フィリピン航空を保有・管轄するPALホールディングス(PALHD)が、グループ再編成や資本再構築・増強などの動きを見せてきている。ちなみに、PALHDはフィリピン証券取引所(PSE)に上場されており、フィリピン航空は非上場企業である。
PALHDは、フィリピン航空の競争力向上のため、外資などの出資受け入れ(最大40%)も検討、有力外国航空会社と交渉を続けてきている。当初は、外国航空会社の出資受け入れは2017年までに完了意向と表明されていた。しかし、2017年、2018年に実現もしなかった。
1月9日付け各紙によると、PALHDのハイメ・バウティスタ社長兼最高執行責任者(COO)は、1月8日、「2社との間で出資交渉が行われており、間もなく出資が実現することになろう。出資比率は最大で40%」とコメントしたとのことである。
なお、全日本空輸(ANA)が、2014年10月1日に、「フィリピン航空(PAL)との間で二社間提携に合意し、コードシェア、スルーチェックイン、 マイレージ提携を行っていく」と発表、それに沿った提携を行ってきている。一時、ANAによるフィリピン航空グループへの出資観測も台頭したが、現時点では資本面での提携には至っていない 。
PALHDは、フィリピン航空の競争力向上のため、
1月9日付け各紙によると、PALHDのハイメ・
なお、全日本空輸(ANA)が、2014年10月1日に、「