比JTB拡充、マカティ市に5店舗目を開設

2019/01/16

  旅行業界最大手の株式会社JTB(本社:東京都品川区)が、フィリピンでの事業基盤や業容を一段と拡充させている。

 2015年、JTBはアジア事業強化の一環として子会社をフィリピンに設立、2015年4月に営業を開始した。フィ リピン子会社の名称はJTB ASIA PACIFIC PHIL.CORP.(JTBアジアパシフィック・フィリピン、以下、比JTBと記す、代表者:岡川知行取締役社長兼マニラ支店長、本社:ボニファシオ・グローバルシティ-BGC-RCBCセービングバンク・コーポレートセンター18階)である。

 比JTBは1月15日、比国内5番目となる店舗「JTBTravel Saloon-Glorietta 3(トラベルサロン・グロリエッタ3店)」をオープンした。同店は、マニラ首都圏マカティ市アヤラセンターのショッピングセンター「グロリエッタ3」の3階G3-315Bに位置する。マカティへの出店は日系では初となる。比JTBは、多くの邦人が居住するマカティ市において、邦人市場開拓などに注力する方針である。

 比JTBは、これまで、マニラ首都圏でボニファシオ・グローバルシティ店(本店)、JTB トラベルサロン・モールオブアジア(MOA)店、JTBトラベルサロン バーティス・ノース店、セブ州JTBトラベルサロン・セブJセンターモール店を展開してきている。今回のフィリピン5店舗目の出店によって、さらに店舗ネットワークが拡充、旅行販売事業を一層拡大させていく方針である。