新中央銀行総裁にディオクノ予算管理相

2019/03/05

 2月23日に死去したネスター・エスペニーリャ中央銀行(BSP)総裁の後任として、予算管理省(DBM)のベンジャミン・ディオクノ長官が就任する。ドゥテルテ大統領が3月4日の閣議で任命した。これまで、BSP新総裁は内部昇格というパターンが続いてきていたが、今回は外部者任命となった。

 2月23日からは、マリア・シド・マドール副総裁が総裁代行(OIC)務めてきているが、ディオクノ氏が3月5日にもBSP新総裁に就任し、エスペニーリャの任期である2023年まで務める見込みである。ディオクノ氏はフィリピン大学ディリマン校政治学部・同大学院卒業、フィリピン大学の名誉教授となっている。1998~2001年のエストラダ政権においても予算管理長官を務めた。