日本旅行業協会の夏休み人気旅行先、比10位に

前年13位から上昇、1位ハワイ、2位台湾、3位タイ

2019/07/05

  一般社団法人日本旅行業協会(JATA、本部:東京都千代田区)は、JATA会員会社の経営者や旅行担当者を対象に夏休みの人気旅行先についてアンケート調査を実施し、回答のあった312社の結果を海外旅行と国内旅行に分けてランキングにしてまとめ、7月2日に発表した。
 2019年海外旅行ランキングは、1位ハワイ(前年2位)、2位台湾(同1位)、3位タイ(同3位)、4位シンガポール(同5位)、5位ベトナム(同6位)、6位香港(同7位)、7位韓国(同4位)、8位グアム(同8位)、9位イタリア(同9位)、10位がフィリピン(同13位)と中国(同13位)などという結果となった。
 
 ハワイが2年ぶりの1位となった。昨年1位だった台湾は2位となって逆転。3位は前年と同じタイであった。韓国が前年の4位から7位へと3ランク低下したこと、フィリピンが前年の13位から3ランク上昇、ベスト10入りしたことなどが目立つ。旅行会社のアジアに関するコメントは以下のとおり。

・アジアリゾートへの夫婦・女性グループの参加が増えている
・台湾、東南アジアへの少人数旅行が多く目につく
・やはり近場のアジアが人気
・OL を中心とした台湾や韓国の増加、ファミリー層のハワイの増加
・台湾はフリープランの人気が高く、滞在型でじっくりと腰を据えて楽しむスタイルが増えている
(19年7月2日の一般社団法人日本旅行業協会ニュースリリースより)。