18年の日本人海外旅行先、フィリピンが世界9位に
8%増の63万2千人、JTB「海外旅行のすべて」発行
2019/07/25
JTB(本社:東京都品川区)は、2018年の日本人海外旅行マーケットの実態をまとめた「JTB REPORT 2019 日本人海外旅行のすべて」を発行。
1988年以来、今年で32回目の発行となるこのレポートは、独自のアンケート調査や各関係機関の統計資料に基づき、JTB総合研究所(本社:東京都港区)が海外旅行マーケットの動向、構造を分析し、編集・発行しており、7月26日(金)より JTB総合研究所のホームページで販売する。今回のレポートのポイントは次の通り。
1.2018年は海外旅行者数が過去最高を記録
2018年の海外旅行者数は昨年に比べ106万人増加し、過去最高を記録した。また、訪日外国人旅行者数も過去最高を記録し、市場全体の航空座席数が増加し、大都市だけではなく地方空港の海外路線も増加していることなどから、観光立国推進のために重要な、訪日旅行者(インバウンド)と海外旅行者(アウトバウンド)の双向(ツーウェイ)の交流人口を増やしていくツーウェイツーリズムが実現しつつあることがうかがえる年となった。
2.海外旅行者数増加の背景
2018年は、海外旅行経験が少ない人で旅行者数が増加している。これまで過去最高の海外旅行者数を記録していた 2012年、過去2番目であった2017年と比較すると、旅行経験1回は2017年に比 べて1.8ポイント増加、2~3回は2.6 ポイント増加している。ここ数年、海外旅行者数が伸び、海外旅行の情報や話題が身の回りに増えた結果、普段はあまり旅行をしていない、旅行経験回数が少ない人も海外旅行に出かけたのではないかと思われる。性・年齢層別では、若年女性を中心に女性の出国率が高くなっている。
3.海外旅行をけん引する 20代前半の女性
海外旅行者数の増加を牽引している20代前半女性は、他の世代に比べSNSや音楽を通して日常的に海外のヒト・モノ・コトに接する傾向に。海外旅行は“あこがれ”であるとともに、“日常生活の延長”としても意識されていることが窺える。
なお、2018年の日本人の海外旅行先は、1位が韓国294万9千人、2位が中国268万人、3位が台湾196万9千人、4位がタイ165万6千人、5位がハワイ157万1千人、6位が香港126万8千人、7位がシンガポール83万人、8位がベトナム82万7千人、9位がフィリピン63万2千人、10位がグアムの56万3千人。フィリピンは前年の58万4千人から8.2%増加している。
1988年以来、今年で32回目の発行となるこのレポートは、独自のアンケート調査や各関係機関の統計資料に基づき、JTB総合研究所(本社:東京都港区)が海外旅行マーケットの動向、構造を分析し、編集・発行しており、7月26日(金)より JTB総合研究所のホームページで販売する。今回のレポートのポイントは次の通り。
1.2018年は海外旅行者数が過去最高を記録
2018年の海外旅行者数は昨年に比べ106万人増加し、過去最高を記録した。また、訪日外国人旅行者数も過去最高を記録し、市場全体の航空座席数が増加し、大都市だけではなく地方空港の海外路線も増加していることなどから、観光立国推進のために重要な、訪日旅行者(インバウンド)と海外旅行者(アウトバウンド)の双向(ツーウェイ)の交流人口を増やしていくツーウェイツーリズムが実現しつつあることがうかがえる年となった。
2.海外旅行者数増加の背景
2018年は、海外旅行経験が少ない人で旅行者数が増加している。これまで過去最高の海外旅行者数を記録していた 2012年、過去2番目であった2017年と比較すると、旅行経験1回は2017年に比 べて1.8ポイント増加、2~3回は2.6 ポイント増加している。ここ数年、海外旅行者数が伸び、海外旅行の情報や話題が身の回りに増えた結果、普段はあまり旅行をしていない、旅行経験回数が少ない人も海外旅行に出かけたのではないかと思われる。性・年齢層別では、若年女性を中心に女性の出国率が高くなっている。
3.海外旅行をけん引する 20代前半の女性
海外旅行者数の増加を牽引している20代前半女性は、他の世代に比べSNSや音楽を通して日常的に海外のヒト・モノ・コトに接する傾向に。海外旅行は“あこがれ”であるとともに、“日常生活の延長”としても意識されていることが窺える。
なお、2018年の日本人の海外旅行先は、1位が韓国294万9千人、2位が中国268万人、3位が台湾196万9千人、4位がタイ165万6千人、5位がハワイ157万1千人、6位が香港126万8千人、7位がシンガポール83万人、8位がベトナム82万7千人、9位がフィリピン63万2千人、10位がグアムの56万3千人。フィリピンは前年の58万4千人から8.2%増加している。