住友鉱出資のニッケル・アジア、上半期49%減益

為替差損などで純利益7億ペソに、収入は75億ペソ

2019/08/07

 フィリピンの有力ニッケル鉱山会社であるニッケル・アジア・コーポレーション社(ナック社)が、8月6日、2019年上半期(1~6月)の決算速報を発表した。  今上半期の鉱石出荷量は前年同期比(以下同様)2%増の908万トン、収入は1%増の74億6,006万ペソと小幅ながら増収となった。しかし、ペソ対ドルレートの反騰による為替差損、グループ企業コーラルベイ・ニッケルやタガニートHPALニッケル社へ...

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