18日午前3時、フィリピン東方で台風20号発生

2019/10/18

 10月18日午前3時(日本時間、以下同様)、フィリピンの東で、台風20号(国際名ノグリー)が発生した。

 日本気象協会によると、国際名のノグリーは、韓国が用意した名前で「たぬき」という意味である。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられる。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されるが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがある。

 日本気象庁の10月18日午前4時30分の発表によると、台風20号は18日午前3時現在、フィリピンの東にあってゆっくりと北西に進んでいる。中心気圧は1,004ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっている。今後、西寄りへ進む予想であるが、今のところ発達はあまりなく、日本への直接的な影響はないと見られている。ただ、台風の年間発生数は、平年25.6であり、まだまだ台風が発生してもおかしくない時期とのことである。