レアジョブ、比で英語力評価専門子会社を設立

ミンダナオにレアジョブ・イングリッシュ・アセスメント社

2019/10/25

 オンライン英会話など英語関連事業を運営するレアジョブ(本社:東京都渋谷区)は、10月24日、「フィリピンにて英語力評価(アセスメント)機能に特化した子会社RareJob English Assessment社を立ち上げる」と発表した。

 レアジョブでは、サービスミッション「日本人1,000万人を英語が話せるようにする」のもと、英語習得における学習効果の飛躍的な向上に取り組んでいる。そのなかで、英語習得に関わるプロセスを「アセスメント(英語力の評価)」、「レコメンド(学習内容の推奨)」、「学習の提供」、「学習継続の支援」の4つに分解。オンライン英会話サービスによるレッスン提供だけではなく、英語習得のプロセスを一貫して提供することを目指している。

 レアジョブは、英語習得のプロセスの質向上において、英語力を正確に評価・把握するための「アセスメント」の機能を非常に重要なものと位置づけている。実際に、受講者自身のニーズがあるのはもちろんであるが、企業研修として導入する場合、費用対効果を明示する必要がある。また、大学の入試改革が進むなかでは英語力のアウトプットの技能がより重視されるようになっており、従来以上に多くの人の英語力アウトプット技能を正確に「評価」することが求められている。

 これらの背景をふまえ、レアジョブがサービスミッションを実現するためには、「英語力評価」の機能を強化することが重要と考え、同機能に特化した子会社立ち上げに至った。その子会社の概要は以下のとおり。
(1)名称   :RareJob English Assessment, Inc.
(2)所在地:ミンダナオ島ミサミス・オリエンタル州カガヤン・デ・オロ市
(3)代表者:水島 俊介氏
(4)事業内容:英語教育関連サービス事業

 なお、レアジョブの設立は2007年10月18日、同年11月から無料のインターネット通話ソフト=スカイプ(Skype)を使用したマンツーマンの安価な英会話レッスンを提供している。サービス開始から約6年半後の2014年6月27日に東京証券取引所マザーズ市場上場に至った。そして、70万人以上の個人ユーザー、2,200社以上の法人企業、230校以上の教育機関など多くの顧客へ提供し、国内トップのオンライン英会話サービスへと成長している。

 レアジョブは英語を公用語とするフィリピン人講師を採用し、利用しやすい価格で学習効果の高い英会話レッスン提供などを目指してきている。日本人と同じく英語に第二言語として取り組み、身に着けた経験を持つからこそ、日本人の学習者にとってネイティブスピーカーではなりえない最適な学習パートナーとなる。また、フィリピン人のフレンドリーで親切な国民性はオンラインのマンツーマン・レッスンに非常に適している。レアジョブは、フィリピン全土のレアジョブ英会話ネットワークから採用している。