水道企業、仲裁勝訴での賠償請求権放棄との報道

大統領による契約変更示唆など影響、株価は急落

2019/12/11

 マニラ首都圏東半分を主な事業基盤とするアヤラ系の水道企業マニラ・ウォーター(MWC)と、首都圏西半分を主な事業基盤とするマイニラッド・ウォーターは、2015年、適切な水道料金改定が認められないことによる損失補償や値上げ実施を求め、シンガポールの国際商業会議所(ICC)国際仲裁裁判所に提訴を行った。補償要求先はフィリピン共和国であった。  この問題は、1997年のマニラ首都圏上下水道局(MWS...

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