19年末の外貨準備高、10.9%増の880億ドル

過去最高、輸入7.7カ月分、残存短期負債の4.3倍

2020/01/08

フィリピン中央銀行(BSP)は、2019年12月末の総外貨準備高(GIR)速報値を発表した。  それによると、総外貨準備高(GIR)は前年同月末比10.9%増の878億5,500万米ドルで、前月の862億2,800万米ドル(改定値)を1.9%上回り、過去最高を記録した。輸入の7.7カ月分に相当する水準であるとともに、元本ベース短期負債の5.5倍、残存ベース短期負債の4.3倍に相当する水準でもある。...

有料会員になって続きを読む