いすゞ、比消防局(BFP)に消防車51台など納入

いすゞ車愛用の大統領が信頼性・耐久性を称賛

2020/02/20

  このほど、フィリピン消防局消防局(BFP)に、いすゞ自動車製の消防車51台のほか、給水車20台、救急車3台、合計74台が引き渡された。

 納入されたいすゞの消防車はユーロ4基準クリアの6気筒ターボ過給エンジンを搭載、重量が大幅に削減された耐腐食性ステンレス鋼タンクも備えている。その容量は1,000ガロンとのことである。給水車は2,500ガロンの容量を有し、救急車は最新のツールを装備している。

 引き渡し式を主導したドゥテルテ大統領は、「新型の消防車により、BFPが地域や産業の安全を確保する能力と効果を高めるものと期待している。消防車の追加配備や待遇改善により、国民は、BFPの職員が職務遂行において、より献身的で効率的かつ信頼できるものになることを期待している」と述べた。

 そして、「いすゞの車両は、耐久性や信頼性が高いとの定評がある。これらの定評は一晩で築かれたものではない。自分も、ミンダナオ島のダバオで野山や農場などを巡る場合は常にいすゞ車を使っている。実際、いすゞ車は最も耐久性が高い」といすゞを称賛した。

 ドゥテルテ大統領は、ダバオでは、いすゞのスポーツ多目的車(SUV)「Mu-X 」とピックアップトラック「D-MAX」を愛用している。2015年のローマ法王のフィリピン訪問時の移動、行進時の車両として、「D-MAX」が使われたという経緯もある。