海外での比人新型コロナ感染確認、7日現在569人に

アメリカで99人感染、死者35人、致死率非常に高水準

2020/04/08

 フィリピン政府通信社の4月7日付け発表によると、フィリピン外務省は、「海外でのフィリピン人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)確認例は、4月7日現在で569人に達した」と発表した。
 
 569人の感染地域別内訳は、アジア・パシフィック217人、欧州192人、中東・アフリカ61人、アメリカ99人である。569人のうち、回復者は158人、治療中が346人、死者が65人。死者の地域別内訳はアジア・パシフィック1人、欧州26人、中東・アフリカ3人、アメリカ35人で、ほとんどが欧米での死亡となっている。
 
 アメリカでの感染者数は99人で、そのうち35人が死亡しており、この時点での単純計算によるアメリカでのフィリピン人致死率は33%と非常に高水準である。