現地各紙報道によると、フィリピン財務省のカルロス・ドミンゲス長官は、新型コロナウイルス拡大防止対策費として既に1兆1,650億ペソの拠出を行いつつあることから、2020年の財政赤字対GDP比率は5.3%程度に達し、昨年の3.2%からかなり上昇するとの見方を示した。 　大規模な財政出動にもかかわらず、新型コロナウイルスの感染拡大には歯止めがかからず、経済成長率急鈍化が懸念される。ドミンゲス長...

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