地域隔離措置を再変更、セブ市等は強化隔離措置(ECQ)のまま

首都圏と周辺州は修正ECQ(MECQ)、それ以外は一般的隔離措置

2020/05/17

  在フィリピン日本大使館は、5月17日、フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その44:コミュニティー隔離措置の変更等)」というタイトルの感染症情報を発出した。その概要は以下のとおり。

1.(1)5月15日、新興感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)は、コミュニティー隔離措置を変更し、5月16日から5月31日まで、セブ市及びマンダウエ市を「強化されたコミュニティー隔離措置(ECQ)」に、マニラ首都圏及び周辺諸州等(バタアン州、ブラカン州、ヌエバ・エシハ州、パンパンガ州、ザンパレス州、アンヘレス市、ラグーナ州)を「修正を加えた強化されたコミュニティー隔離措置(MECQ)」に、それ以外の州等を全て「一般的なコミュニティー隔離措置(GCQ)」にすることを決定した。

(2)MECQに指定された地域であっても、市やバランガイによっては、ECQに指定される地域もあるので、滞在地域の地方行政機関の発表にも注意されたし。

2.5月15日、IATFは、「フィリピンにおけるコミュニティ隔離措置に関するオムニバス・ガイドライン」を決定した。詳細は、下記のリンク先のガイドライン原文を参照されたし。
<5月15日付け「フィリピンにおけるコミュニティー隔離措置に関するオムニバス・ガイドライン」>

https://www.officialgazette.gov.ph/downloads/2020/05may/20200515-omnibus-guidelines-on-the-implementation-of-community-quarantine-in-the-philippines.pdf

3.在留邦人及び短期渡航者は、感染予防に万全を期すとともに、上記のようなコミュニティー隔離措置に関する最新情報のほか、感染状況、医療事情、航空便、入国に係る規制(検査・検疫措置を含む。)等に関する最新情報にも、引き続き注意されたし。