新型コロナ感染確認例、24日現在で1万4,035人

累計死者868人、死亡率6.2%でASEAN最高に

2020/05/24

 フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の確認例は、5月24日新たに258人増加し、24日現在で、累計1万4,035人に達した。ASEANでは、シンガポールの3万1,616人、インドネシアの2万1,745人に次ぐ第3位。

 死者は23日に5人増加し、累計で868人に達した。現時点での死亡率は6.2%と依然高水準。一方、感染後の回復者数は累計で3,249人。死亡率では、ASEAN主要国のなかで、インドネシアの6.2%と並び最高となっている。両国とも人口が多いわりに検査実施件数やその結果としての感染確認数が依然少ないという要素を考慮する必要があるが、医療体制の整備という点でも問題がありそうだ。