S&Pのフィリピン格付、トリプルBプラスに据え置き

見通しも安定的を継続、比経済来年急回復と予想

2020/05/31

世界三大格付機関の一つであるスタンダード&プアーズ(S&P)は、5月29日、フィリピンの格付を「トリプルBプラス(BBB+)」、格付アウトルック(格付見通し)を「ステーブル(安定的)」に据え置くと発表した。「トリプルBプラス」 は投資適格最低基準の2段階上であり、 A格付まであと一歩というステータスである。  新型コロナ感染拡大やその対策としての地域隔離措置の影響で、フィリピンの2020年...

有料会員になって続きを読む