4月の国際総合収支、16億6千万ドルの大幅黒字

対外借入寄与、第1四半期の黒字63%減の16億ドル

2020/06/14

 フィリピン中央銀行(BSP)は、毎月、純外貨準備高(NIR)の変動から算出した国際総合収支推計速報値を発表している。  それによると、2020年4月の月間国際総合収支(BOP)は16億6,600万米ドルの黒字となり、前年同月(4億6,700万米ドルの黒字)の3.6倍と大幅に上回った。4月の大幅黒字は、主に政府の海外からの外貨建て借り入れのBSPへの預金とBSPの海外投資収益による。しかし、政...

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