RCBC、米ドル建て劣後債で3億ドル調達へ

2020/07/02

  有力財閥ユーチェンコグループ傘下リサール商業銀行(RCBC)は、6月29日の取締役会において、最大で3億米ドルの資金調達を決議した。  今回の最大3億米ドルの調達は、当局の承認を前提に、米ドル建て劣後債というかたちで実施される。弁済順位の低い劣後債は自己資本と看做されるうえ、普通株式発行増資で問題となる一株当り利益(EPS)の急激な希薄化を回避できることから、資本強化手段として注目度が高まっ...

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