海上自衛隊と比海軍、南シナ海で共同訓練

新型コロナウイルス対策の下で通信訓練

2020/07/21

 海上自衛隊は、7月20日、「フィリピン海軍と共同訓練を実施した」と発表した。訓練の概要は以下のとおり。

1.目的:海上自衛隊の戦術技量の向上及びフィリピン海軍との連携の強化
2.期間:2020年7月18日(土)
3.訓練海空域:南シナ海
4.参加部隊:(1)海上自衛隊:護衛艦「てるづき」、(2)フィリピン海軍:C-90
5.訓練項目:通信訓練
6.その他:新型コロナウイルス対策のもとで実施。

 なお、共同訓練に参加した「てるづき」は、横須賀基地を母港とし、SH-60K哨戒ヘリコプターを1機から2機搭載する第6護衛隊のあきづき型護衛艦である。主要兵装は、高性能20ミリ機関砲2基、VLS装置一式魚雷発射管2基など。艦名の「てるづき」は、「照りかがやく月」に由来している。