中小金融機関の預金準備率、31日から1%引き下げへ

新型コロナ対策の一環、商業銀行は3月に12%へ引き下げ

2020/07/22

  フィリピン中央銀行(BSP)金融委員会(MB)は、7月21日、中小金融機関に課している預金準備率の引き下げを決定した。新型コロナ感染拡大にともなう景気悪化への対応策の一環である。  具体的には、貯蓄銀行の現行の預金準備率4%を100ベイシスポイント(1%)引き下げ3%とする。地方銀行と貯蓄組合に関しては同じく2%とする。新預金準備率は7月31日から適用される。  預金準備率は、各金融機関が受け...

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