ラファ―ジュホルシム、比ホルシムを継続保有方針

サンミゲルによる買収計画撤回後は売却交渉なし

2020/07/24

  世界最大のセメント企業であるラファージュホルシムは、東南アジア事業見直しの一環として、フィリピン事業売却を検討してきた。  ラファージュホルシムのフィリピン拠点はホルシム・フィリピン(比ホルシム)であり、フィリピン証券取引所(PSE)に上場されている。一旦は、サンミゲルが比ホルシムを買収することで合意したが、フィリピン競争委員会(PCC)の競争制限的であるとの見解表明を受けて、2020年5月...

有料会員になって続きを読む