JBIC、菱南電装の比自動車電装部品事業を支援
三菱UFJと協調融資、EPSブラシホルダー等製造向けに
2020/09/03
国際協力銀行(JBIC)は、9月2日、「菱南電装(本社:兵庫県姫路市)のフィリピン法人RYONAN ELECTRIC PHILIPPINES CORPORATION(REPC、所在地:ラグーナ州ビニャンのラグーナテクノパーク)との間で、融資金額140万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結した」と発表した。
この融資は「成長投資ファシリティ」を活用し三菱UFJ銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は200万米ドル。REPCがフィリピンにおいて実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものである。
菱南電装は、ワイヤリングハーネス、コンポーネントを始めとする自動車用電装部品の製造・販売を行う中小企業である。同社は、主要取引先の海外進出を背景に1995年にREPCを設立、EPSブラシホルダー(電動パワーステアリング部品の一部)などの自動車電装部品を製造している。今回の融資は、中堅・中小企業による海外事業に必要な資金を供給することで、海外における事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものである。
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針である。
この融資は「成長投資ファシリティ」を活用し三菱UFJ銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は200万米ドル。REPCがフィリピンにおいて実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものである。
菱南電装は、ワイヤリングハーネス、コンポーネントを始めとする自動車用電装部品の製造・販売を行う中小企業である。同社は、主要取引先の海外進出を背景に1995年にREPCを設立、EPSブラシホルダー(電動パワーステアリング部品の一部)などの自動車電装部品を製造している。今回の融資は、中堅・中小企業による海外事業に必要な資金を供給することで、海外における事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものである。
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針である。