比三菱自動車エコカー推進、「アウトランダーPHEV」発売
299万8千ペソにて、太陽光発電・V2H機能付き新店舗も展開
2020/09/06
三菱自動車工業(三菱自動車、本社:東京都港区)のフィリピンの生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピン・コーポレーション(MMPC、所在地:ラグーナ州サンタロサ)が、プラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」(4WDオートマティック)を発売する。フィリピンでの販売価格は299万8,000ペソ(約656万円:9月4日のレートで換算)である。
「アウトランダーPHEV」正式発表に際して、MMPCの押切 武津洋社長兼CEOは、「自動車エンジニアリングとその進化し続ける技術における三菱自動車の専門知識を最もよく表す自動車であるアウトランダーPHEVを、フィリピンで発売することに非常に興奮している。フィリピンは、三菱自動車のブランド力が最も強力な市場の1つである。その市場においてアウトランダーPHEVを供給する機会を与えられたことを光栄に思う」とコメントした。
2013年に日本で販売を開始した「アウトランダーPHEV」は、三菱自動車の強みである四輪制御技術と電動化技術の粋を集めたSUVのプラグインハイブリッドEVとして、他社に先駆けて市場投入し、これまで世界50カ国以上で販売され、累計販売台数が26万台を超えている。また、2013年~2020年3月に世界で最も売れたプラグインハイブリッドEVである。欧州では2015年から連続でプラグインハイブリッドカテゴリーの販売トップとなっている。
「アウトランダーPHEV」は、MMPCの販売代理店であるピークモータース・フィリピン(PMPI)社のマニラ・ベイ店で販売が開始される。このほか、2021年初までに、地方の販売代理店であるファーストオートワールド・フィリピン社、SFMセールス社、モータープラザ社、ミンダナオ・インテグレイティッド・コマーシャルエンタープライス社でも発売される予定である。
PMPIは、フィリピン初の次世代店舗「電動 DRIVE STATION」を展開する。地方の4社も展開することで合意している。「電動DRIVE STATION」は、通常の店舗機能(新車販売・アフターサービス等)に加え、太陽光発電システムとV2H(電動車に蓄えた電気を家に供給する仕組み)機器を備えており、太陽光発電による電動車両への充電と、電動車両から店舗への電力供給を可能としている。すなわち、電動車両(EV・PHEV)の意義であるエネルギーソースの多様性と、外部給電機能がもたらす災害時の価値を具現化した店舗である。日本では2016年に東京世田谷区で「電動 DRIVE STATION」第1号店をオープンした後、2019年末時点で79店舗まで拡大している。
なお、三菱自動車は、今年1月13日、MMPCと、MMPC傘下ディーラー5社の間で、「電動DRIVE STATION」の展開に向けた取り組みを進めるための覚書を締結したと発表した。三菱自動車の故益子修会長(当時)は同日開催されたMMPC傘下ディーラーを集めた会議で、「フィリピンは日本と同様に自然災害が多い国であり、この『電動DRIVE STATION』がフィリピン社会のレジリエンス(災害等からの回復力)構築に寄与すると共に、同国地域経済発展に貢献できると信じている」とコメントした。
三菱自動車やMMPCは、2012年5月に、フィリピン・エネルギー省(DOE)やマニラ電力(メラルコ)との間で電気自動車(EV)協力協定を締結するなどフィリピンにおけるEVへの理解・共感を広げる活動を通じてその啓蒙・普及に積極的に取り組んできた。「アウトランダーPHEV」を投入することでその動きを加速化させるとともに、「電動DRIVE STATION」の展開とあわせ、フィリピン自動車産業並びに地域経済の発展に取り組んでいく方針である。
「アウトランダーPHEV」正式発表に際して、MMPCの押切 武津洋社長兼CEOは、「自動車エンジニアリングとその進化し続ける技術における三菱自動車の専門知識を最もよく表す自動車であるアウトランダーPHEVを、フィリピンで発売することに非常に興奮している。フィリピンは、三菱自動車のブランド力が最も強力な市場の1つである。その市場においてアウトランダーPHEVを供給する機会を与えられたことを光栄に思う」とコメントした。
2013年に日本で販売を開始した「アウトランダーPHEV」は、三菱自動車の強みである四輪制御技術と電動化技術の粋を集めたSUVのプラグインハイブリッドEVとして、他社に先駆けて市場投入し、これまで世界50カ国以上で販売され、累計販売台数が26万台を超えている。また、2013年~2020年3月に世界で最も売れたプラグインハイブリッドEVである。欧州では2015年から連続でプラグインハイブリッドカテゴリーの販売トップとなっている。
「アウトランダーPHEV」は、MMPCの販売代理店であるピークモータース・フィリピン(PMPI)社のマニラ・ベイ店で販売が開始される。このほか、2021年初までに、地方の販売代理店であるファーストオートワールド・フィリピン社、SFMセールス社、モータープラザ社、ミンダナオ・インテグレイティッド・コマーシャルエンタープライス社でも発売される予定である。
PMPIは、フィリピン初の次世代店舗「電動 DRIVE STATION」を展開する。地方の4社も展開することで合意している。「電動DRIVE STATION」は、通常の店舗機能(新車販売・アフターサービス等)に加え、太陽光発電システムとV2H(電動車に蓄えた電気を家に供給する仕組み)機器を備えており、太陽光発電による電動車両への充電と、電動車両から店舗への電力供給を可能としている。すなわち、電動車両(EV・PHEV)の意義であるエネルギーソースの多様性と、外部給電機能がもたらす災害時の価値を具現化した店舗である。日本では2016年に東京世田谷区で「電動 DRIVE STATION」第1号店をオープンした後、2019年末時点で79店舗まで拡大している。
なお、三菱自動車は、今年1月13日、MMPCと、MMPC傘下ディーラー5社の間で、「電動DRIVE STATION」の展開に向けた取り組みを進めるための覚書を締結したと発表した。三菱自動車の故益子修会長(当時)は同日開催されたMMPC傘下ディーラーを集めた会議で、「フィリピンは日本と同様に自然災害が多い国であり、この『電動DRIVE STATION』がフィリピン社会のレジリエンス(災害等からの回復力)構築に寄与すると共に、同国地域経済発展に貢献できると信じている」とコメントした。
三菱自動車やMMPCは、2012年5月に、フィリピン・エネルギー省(DOE)やマニラ電力(メラルコ)との間で電気自動車(EV)協力協定を締結するなどフィリピンにおけるEVへの理解・共感を広げる活動を通じてその啓蒙・普及に積極的に取り組んできた。「アウトランダーPHEV」を投入することでその動きを加速化させるとともに、「電動DRIVE STATION」の展開とあわせ、フィリピン自動車産業並びに地域経済の発展に取り組んでいく方針である。
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