大宝工業、比樹脂製品事業拡大
JBICと三菱UFJ銀行が協調融資
2020/09/12
国際協力銀行(JBIC)は、9月11日、「大宝工業(本社:大阪府守口市)のフィリピン法人DAIHO(PHILS.), INC.(DPHI、本社:ラグーナ州ビニャン)との間で、貸付契約を締結した」と発表した。
この融資は、「成長投資ファシリティ」を活用し、三菱UFJ銀行との協調融資により実施するものであり、DPHIがフィリピンで行うプラスチック製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものである。
大宝工業は、1937年創業の中小企業であり、射出成形や加工技術を基盤に、家電やOA機器、映像・音響機器、自動車等に使用されるプラスチック部品等の製造・販売を行っている。1998年、大宝工業は、アジア諸国向けOA機器等の輸出拠点としての役割が高まったフィリピンにおいて、プラスチック部品市場のシェアを確保すべくDPHIを設立した。大宝工業は、今回の資金調達を通じ、経済成長を続けるフィリピンにおいて、OA機器等向けのプラスチック製品の市場シェア維持及び拡大を企図している。今回の融資は、こうした大宝工業の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものである。
なお、DPHIの本社、ラグーナ工場、第2工場はラグーナ州ビニャンのラグーナテクノパークに立地している。このほか、バタンガス州リパ市のリマ テクノロジーセンターにもリマ工場とリマ第2工場を有している。操業開始時期は、ラグーナ工場が1998年11月、リマ工場が2001年3月、ラグーナ第2工場が2015年8月、リマ第2工場が2018年10月である。
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、フィリピン等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針である。
この融資は、「成長投資ファシリティ」を活用し、三菱UFJ銀行との協調融資により実施するものであり、DPHIがフィリピンで行うプラスチック製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するものである。
大宝工業は、1937年創業の中小企業であり、射出成形や加工技術を基盤に、家電やOA機器、映像・音響機器、自動車等に使用されるプラスチック部品等の製造・販売を行っている。1998年、大宝工業は、アジア諸国向けOA機器等の輸出拠点としての役割が高まったフィリピンにおいて、プラスチック部品市場のシェアを確保すべくDPHIを設立した。大宝工業は、今回の資金調達を通じ、経済成長を続けるフィリピンにおいて、OA機器等向けのプラスチック製品の市場シェア維持及び拡大を企図している。今回の融資は、こうした大宝工業の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものである。
なお、DPHIの本社、ラグーナ工場、第2工場はラグーナ州ビニャンのラグーナテクノパークに立地している。このほか、バタンガス州リパ市のリマ テクノロジーセンターにもリマ工場とリマ第2工場を有している。操業開始時期は、ラグーナ工場が1998年11月、リマ工場が2001年3月、ラグーナ第2工場が2015年8月、リマ第2工場が2018年10月である。
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、フィリピン等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針である。