フィリピン証券取引所(PSE)の現在の上場企業数は約260社、新規上場数も年間数社にとどまっている。取引は現物取引中心であり、投資家にとっての選択の幅は狭く、魅力に乏しいといえよう。 　このような状況を改善すべく、PSEは、未上場企業に対して上場を促すとともに、今年8月にフィリピン第1号が誕生した不動産投資信託(REIT)の創設を促す方針である。さらに、空売り制度の導入を図る。 　また、新たな...

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