フィリピン政府は、今年上半期に、中国人民元建て国債(パンダ債)発行で、1億米ドル～1億５千万米ドル相当を調達する意向であった。 　しかし、新型コロナウイルス感染拡大による起債環境の悪化を受けて、フィリピン政府は、パンダ債発行延期を決定した。フィリピン政府は、2018年3月、2019年5月と2年連続でパンダ債を発行してきたが、2020年発行予定は延期ということになりそうである。 　フィリピン政府...

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