ヨコオの車載通信機器現地生産、800人雇用へ
バタアンのヘルモサ工業団地で22年4月操業予定
2020/10/23
フィリピン貿易産業省(DTI)は、10月22日、「車両用アンテナなど車載用通信機器の大手ヨコオ(本社:東京都北区滝野川)のフィリピン製造子会社である『YOKOWO MANUFACTURING OF THE PHILIPPINES, INC.』(比ヨコオ)が、現地生産を開始しつつある」と発表した。
その発表によると、比ヨコオは、ルソン島バタアン州のヘルモサ・エコゾーン工業団地の3.7ヘクタールの用地に工場を建設、2022年4月までに製造開始予定である。800人を雇用する意向である。比ヨコオの藤田 豊氏は、「フィリピンは、取引量の増加と主要顧客の世界的な拡大に常に対応してきたサプライチェーンの重層化というヨコオの地域戦略において重要な役割を果たすことになろう」とコメントした。
ヨコオグループの連結売上高の約6割を占める車載通信機器事業は、これまで、中国生産子会社である東莞友華汽車配件有限公司及びベトナム生産子会社であるヨコオ・ベトナムにて主要製品の製造を行ってきたが、今後の業量増加への対応、及び、主要顧客のグローバル展開に対応したサプライチェーンのさらなる重層化を主たる目的として、このほど比ヨコオを設立した。これまでは、モンテンルパ市アラバンにヨコオ・シンガポールのマニラ駐在員事務所が開設されていた。
<比ヨコオの概要>
・商号:YOKOWO MANUFACTURING OF THE PHILIPPINES, INC.
・所在地:Hermosa Ecozone Industrial Park, Barangay Palihan, Hermosa, Bataan
・代表者:藤田 豊氏(社長兼CEO)
・事業内容:車載通信機器製品の製造
・資本金:2億3,000万ペソ(約5億円)
・出資比率:ヨコオ100%
・決算期:3月31日
・操業開始:2022年4月(予定)
その発表によると、比ヨコオは、ルソン島バタアン州のヘルモサ・エコゾーン工業団地の3.7ヘクタールの用地に工場を建設、2022年4月までに製造開始予定である。800人を雇用する意向である。比ヨコオの藤田 豊氏は、「フィリピンは、取引量の増加と主要顧客の世界的な拡大に常に対応してきたサプライチェーンの重層化というヨコオの地域戦略において重要な役割を果たすことになろう」とコメントした。
ヨコオグループの連結売上高の約6割を占める車載通信機器事業は、これまで、中国生産子会社である東莞友華汽車配件有限公司及びベトナム生産子会社であるヨコオ・ベトナムにて主要製品の製造を行ってきたが、今後の業量増加への対応、及び、主要顧客のグローバル展開に対応したサプライチェーンのさらなる重層化を主たる目的として、このほど比ヨコオを設立した。これまでは、モンテンルパ市アラバンにヨコオ・シンガポールのマニラ駐在員事務所が開設されていた。
<比ヨコオの概要>
・商号:YOKOWO MANUFACTURING OF THE PHILIPPINES, INC.
・所在地:Hermosa Ecozone Industrial Park, Barangay Palihan, Hermosa, Bataan
・代表者:藤田 豊氏(社長兼CEO)
・事業内容:車載通信機器製品の製造
・資本金:2億3,000万ペソ(約5億円)
・出資比率:ヨコオ100%
・決算期:3月31日
・操業開始:2022年4月(予定)
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