パナソニック、-70度を実現する真空断熱保冷ボックス

新型コロナワクチン等の輸送時温度維持ニーズに対応

2021/01/22

  パナソニックは、1月21日、「ドライアイスなどの保冷剤を用いてマイナス70℃の環境を最長18日間保持できる真空断熱保冷ボックス『VIXELL(ビクセル)』を開発した」と発表した。  ワクチンなど医薬品の輸送には、厳格な温度維持が求められる。一般的な断熱ボックスは、板状の真空断熱パネル(VIP)を貼り合わせて断熱層を形成しているため、パネルの継ぎ目からの冷気漏れが課題であった。パナソニックでは...

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