デジタル化推進のユニオンバンク、2020年は17%減益

純金利収入29%増と好調、貸し倒れ引当4.6倍響く

2021/02/02

  アボイティス財閥の有力銀行ユニオンバンク オブ フィリピン(ユニオンバンク)は2月1日、2020年年間の決算速報を発表した。    2020年は、顧客とデジタル取引の増加により、営業利益が堅調に推移した。2020年の収入は史上最高の421億ペソを記録。本業の融資などによる純金利収入が前年比29%増の287億ペソと成長を牽引した。しかし、貸倒引当を87億ペソと前年の19億ペソから70億ペソ、率にして...

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